奄美大島空港から鹿児島空港へプロペラ機で移動。羽田への便を乗り継ごうと思ったら、空港でメールが。乗る予定の昼の便が欠航になったらしい。
この日、関東地方は大雪で、羽田空港の除雪が間に合わないらしい。空港はキャンセル待ちの人でいっぱい。早速便の変更手続きをやろうとしたら、簡単には空席のある飛行機が取れず、最終1本前のANAの便がやっと予約できるありさま。そういうわけで、鹿児島空港で6時間以上時間をつぶすことになる。
それくらいの時間になると、新幹線を使ったほうが良いような気にもなったけど、まあいいや。
仲間にメールしたり、観光案内所に相談してみると、空港からバスで少しのところに温泉施設があるらしい。場所は「きのこの里日の出温泉」
日の出温泉までのバスは、空港から1時間に1本程度。空港周辺は市街地なのだけれど、肥薩線嘉例川駅を過ぎたあたりから山道に。周辺に人家はなく、途中ぽつり、ぽつりとお店が現れる程度。心配していたら、大き目な駐車場とその横にそば屋が見えた。あれか。
温泉は、蕎麦屋の入り口から入る。入口の横に階段があって、そこでタオルやら石鹸やらを販売している。温泉の入場料は蕎麦屋のカウンターにお金を払う。
階段を下ると、休憩所とその奥に男湯と女湯の別れた温泉がある。湯船はそれほど広くないけれど、数人がゆっくりつかれる。お客さんは、地元のおじいさんが数人。それと、観光で立ち寄った人が1人というところ。上の駐車場には車が1台しか止まっていなかったようだけれど、地元の人は歩いてきたのかな。
温泉をあがったら、少し外を散策。とはいえ、バス通りにはまともな歩道がないので歩くのはちょっと怖い。蕎麦屋横の階段を下ると、飼っている犬がお出迎え。ただこの犬、迷い犬だったらしい。蕎麦屋だって飲食店だし、住込みではないだろうから、厳しいよな。
階段の横にはまた道があって、そちらには簡単なブティック併設の喫茶店がある。メニューにはコーヒーとケーキがあり、この渓谷の景色を見ながらコーヒーが楽しめる。
お店で休憩してみたら、結構な人数のおばちゃんたちが休憩していた。バスで温泉に入りに来た人たちだろうか?人気のスポットなのかもしれない。
バスの時間も近づいてきたので、会計をして外へ。川沿いを湯船の方面にのぞくと、湯船のあたりの木組みが見える。そういえば温泉からこの川も見られて、優雅な気分に浸れた。ただここは、路線バスで来るよりかは、時間を気にしないレンタカーなどで来るのがいいのかな。
ちなみに、羽田空港は夕方には復帰。夜の便で無事帰ることができました。
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