年末の休みに入りました。大学のころから毎年恒例なのですが、この時期は仲間を誘って旅行に行くことになっています。今回は、今年の夏の台風の影響とか、小田急ロマンスカーの新型車両の導入などで何かと話題の箱根に行くことに。
出発は新宿駅から。宿は小田急ロマンスカーのチケット込みのプランを旅行会社で予約。一応新型車両VSEと、昼くらいに箱根湯元に着く列車を選択したのだけど、なぜか時間が合わないメンバーが多かったり。ちと不安な門出となりました。
さっくりと1時間少しで箱根湯元駅へ。しかし近いもんだわ。
湯元の駅周辺はお土産やさんが軒を連ねている。事前にちと調べた箱根の食べ物といえば、そばか湯葉くらいしかなかったり。温泉街に来て洋食ってのも何なので、何件かあったそば屋のひとつになだれ込み。
とろろそばを食べたのだけど、具はゆで卵とかまぼこ。小田原も近いので、かまぼこは入るか。</ br>
箱根で観光をするとなると、ネックは移動の時の電車・バス代、それと各施設の入場料。箱根周辺は西武系の乗り物と小田急系の乗り物が混在しているのでたちが悪い。今回は小田急系のフリーパスを利用することに。それだと、小田原までの箱根登山鉄道(小田急系)もフリー範囲に入っているので都合が良かったり。
小田原城の天守閣周辺はなぜか動物園になっていたりして。とはいえ、象以外は猿と鳥ばかり。
小田原城は北条氏が豊臣秀吉に攻められて開城したお城なので、小田原の人は猿を檻に入れて見ることでその屈辱を晴らしているのかもしれないなぁ。
天守閣には「箱根駅伝」の垂れ幕が。このあたりも通過するんだっけか?
通常はこの中も見学できるそうだけど、今日は年末年始の掃除という話で見学不可。残念。
小田原城を見たあとは、箱根湯元駅に逆戻り。駅から少し歩いたところにある早雲寺へ。
この早雲寺、北条早雲の子氏綱が創建したお寺で、それ以後北条氏のゆかりのお寺になったのだそうです。
その後、豊臣秀吉の小田原城攻めの時に秀吉の本陣が置かれ、小田原城のそばに石垣山一夜城ができたところで焼かれてしまいます。現在の早雲寺はその後北条氏の子孫が立てたものという話です。
早雲寺を後にするころにはもう夕方。川沿いの道を宿を目指して歩きます。今回の宿は、ホテル南風荘。湯元の駅からバスが出ているのですが、時間もあるので散策しながら歩くことに。
湯元から宿に向かうちょうど中間地点、旅館・天成園の敷地内に2つの滝があります。ちょっと歩いた後に休憩するのに良い場所です。どちらの滝の回りも整備されてきれいなのですが、なんだか観光客用に整備されている感じでなんかこう、不自然。ここに泊る人に対しては良い感じかもしれんけど。</ br>
その2つの滝の間にあるのが玉簾神社。ここに祭られているのは、芦ノ湖の九頭龍神のようで、縁結びにご利益があるらしい。それではと早速お参りに。
そういえば九頭龍はクロスゲートにも出てきたね。ここの神様はクズリュウと読むのだけど、クロスゲートのほうはクトウリュウと読むのが正しそう。クトウリュウはクトゥルーに通じるので、そちらに絡めているようだし。
そんなこんなで、あたりが暗くなりつつある16時ごろに、箱根湯本温泉 ホテル南風荘へ。
- 箱根湯本温泉 ホテル南風荘
- 花崗や青石をふんだんに用いた大浴場や露天風呂で箱根の自然を満喫 旬の味覚を揃えたお料理をご堪能下さい
- 8,800円~
- 楽天トラベルで予約する
住所 | 〒250-0312 神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋179番地 |
---|---|
最寄り駅 | 箱根湯本駅より有料旅館共同バス7分片道大人200円小学生100円 |
電話番号 | 0460-85-5505 |
評価 | 4.52 |
宿は道が曲がっているところに「バーン」という感じで山をバックに登場する。老舗ホテルの1つだけあって、中も広くて部屋も広い。20畳近い部屋に、洋室と和室が1つづつ付いてる。というか、そういうコースだけど。
写真が載せられないのが残念だけど風呂もひろーい。種類は無いのだけど、この広い風呂が売りなのだろうね。
宴会料理はちと少な目。食事の後は、らーめんコーナーでおつまみを買いつつ部屋で宴会をしたりして。
今回のプランは、1人3000円分のフリーチケットが付いていたので、この辺の追加酒代,飲食代もここから払えました。ただ、これがないと少し物足りなかったかもしれない。女性数人でのグループなら満足の宿かも知れないけどね。
そんな感じで、箱根の夜は更ける。
コメント