さて朝。ビジネスホテルに泊まって水戸駅方面へ。水戸は茨城の中心街だけあって、普通にビルばかり。でも、水戸城方面は自然が残る感じ。
駅から丘に向かう途中、すぐに光圀候生誕の地の社が。でもここ、結構新しいのと、住宅があるところにぽつんとあるので、何か違和感が。
水戸城址周辺は丘になっている。昔は石垣で囲まれていたのだろうけど、そこいらを崩して住宅にしたんだろう。そしてお堀のあとには鉄道が通っている。名古屋城もたしかお堀のあとに鉄道が通っているんだよね。
水戸城は門と城郭が残っているだけで、ほぼ何も残っていない。その本丸の跡地は高校になっているので、なんだか変な感じ。高校は水戸城址見学の人は入って良いことになっているけど、休みで部活の生徒が居るテニスコートの横で見学するのは落ち着かない。高校の周りは林とがけになっているので、見晴らしが良かったりはするが、危険ではないんだろうか。
城郭の一番高いところは、きれいに道が整備されている。周辺は学校ばかり。学校に登校するのに丘を登るのは結構きついよな。
学校を横目に道路を歩くと、いろいろないわれのある立て札や石碑がある。その跡に、堀を渡るように橋が架けられていて、その入り口に大手門の跡が。このあたりは結構城の跡という感じがする。
突き当たりは弘道館。まだ朝早いので、開館時間の前のようだ。この時間でも、観光の人はそこそこのぞいていくけど、すれ違った人で一番多いのは部活の学生。
暑いところで待つのもなんなので、横手の梅園へ。梅園なら涼しいだろうと思ったけれど、そもそも木が低いし、葉っぱも少ないので涼しくはない。梅園を抜けて裏手の神社のエリアへ。
裏手すぐには孔子廟が。水戸藩の藩校だけあって、孔子も祭っているんだな。
弘道館のちょうど裏手は鹿島神社。茨城といえば鹿島神社か。鹿島神社といえばなまずの頭を抑えた要石が有名だけれど、こちらにも要石があるらしい。
そんなこんなで開館時間が来たので、弘道館に入場。中は畳敷きで清涼な感じ。庭には弓道場もある。
一通り見学を終えて駅方面へ。弘道館前の通りはもうオフィスというか近代的な町並み。その中にでかいイチョウの木が保護されている。
そんな感じで駅から水戸城までを一周。最後の駅前で黄門様ご一行に見送られる。でも、光圀候は諸国漫遊をしたんだっけか?
コメント