中国旅行2日目・午前-天安門・故宮博物館にて、故宮見学を終えて、昼食をどこで取ろうかという話。
昼から重い中華でも何だし、軽い点心で行こうと、ガイドブックでめぼしをつけたお店は、前門大街にあります。故宮の門からはかなり距離があるので、タクシーで移動することに。さて、タクシー初体験。
わらわらと、日本語で話しかけてくる3輪車のドライバーを交わして、タクシーを止めて助手席に乗り込む。
運転手さんにガイドブックの地図を指差して、「ここ行きたい」(日本語)で。最初運転手さんは怪訝そうな顔をしたのだけど、店の写真を見せたら、いきなり何かを食べるようなジェスチャーを。
わたしが「うん、そうそう」(日本語)とジェスチャーを交えて話すと、車を出してくれました。良かった良かった。
違うとこに連れて行かれたらという不安もあったので、道中地図を確認しながらだったのだけど、無事に前門大街にむかってくれている。ただ、運転手さんは北京ダックのお店に連れて行ってくれようとしたようだ。私らは他のお店に行きたかったので、「ここでよいよ」(日本語)とジェスチャーで伝えつつ車を降りる。親切なドライバーさんだったな。
さてさて。お店の候補は、ガイドブックに乗っていた「開封第一楼」熱々のスープたっぷりの小龍包のお店。でも、なんだかおかしい。この通り、左右は壁に囲まれていて、その壁の間に見えるお店も全部取り壊し中みたい。
そろそろ店があるはずの場所に着いても、看板すら見つからない。何だろう。
どうもおかしいので、この通りを少し戻って「都一処」というお店に行くことに。こちらは人気のシュウマイ専門店だそうな。
でも、こちらも店のあるべきところに壁があって店が見つからない。壁の隙間を覗いてみると….取り壊し中のお店が。どうも、この通り一帯が再開発中で店はやっていないらしい。うーむ、困った。
仕方ないので、天壇公園に向かって歩きつつ、お昼を食べられるようなお店を探すことに。
しかし、食の中国で、これほど食に困ることになるとは。
恨みがましく横の壁を見つつ歩いて行くと、何とかお店が並ぶエリアへ。その中の1つの庶民的な店に入ろうかと仲間に相談すると、「うーん、こういうお店が良いなら、通りの向かいの店の方がいいんでない?」と。
言われた方を見ると、確かに少しきれいそうなお店が見える。麺とか包子とかのお店みたいで、結構よさそう。じゃあそこにしようか。
中に入って適当にテーブルに座る。中国の映画に出てくるようなシンプルな感じのお店だね。厨房も裏口もドアがついていなくてつながってる感じ。
さすがに英語も通じそうに無いので、中国語をやってる仲間に注文をしていただきました。
帰ってきて言うには、「ジャージャー麺を頼んだのだけど、あったかいのと冷たいのを聞かれて、あったかいのにしたけど良いよね?」と言う話。いや、あったかいので良いです。多分、つめたいやつは水道水で冷やして出されるだろうから、水あたりを起こすとやだからね。
炎天下空腹の状態で歩いて、やっとありつけるこれ、「ジャージャー麺」6元なり。上の肉味噌ときゅうりをぐるぐる混ぜてずずっと。
いやー、普通にうまい。細めの腰の強いうどんのような麺、肉味噌も変にくさくなく、とても食べやすい。適当に入ったガイドブックに無い店なのだけど、かなり満足。
でも、結構な量があって少し苦しいくらい。
喉も渇いたので、一緒に飲み物を。仲間はビール(3元)わたしはペプシ(4元)。ぬるいのかと思ったら、しっかりと冷えていました。でも、ビール安いね。仲間は「中国は偽物も多いからなあ」なんて言ってたけど。
店を出てからの仲間の話
「中国へ何度も来てるけど、正直な話、こういう店にはあまり入ったことがなかった。料理もかなりはずれを引くのを覚悟したのだけど、この店はよかったなあ。」なんて話。はっはー、何事も経験だわね。
コメント
前門あたりは
前は雑然としていたのですが
今は整備されて
ちっちゃなテーマパークみたいになってしまいました。
短い路面電車も走っていたりします。
昨年10月に上海に行ったとき
有名なバンドで黄昏ようかと思って訪ねたら
万博前の大開発で見られずがっかりしましたが
中国はいつでもどこでも大々的に開発をしますね。
ほう、もう整備されているのですか。中国行ったのはもう4年も前になるから、それでもおかしくないですね。
上海もそんな感じなんですね。中国の開発はスケールが大きい感じがします。