さて、朝早めに宿を出てメインの「愛・地球博」へ。ガイドブックで下調べしてみると、宿のある栄からだと一番安くて早くいけるルートは
*地下鉄東山線「栄」→「藤が丘」 リニモ乗り換え→「万博会場」駅(290円+340円)
らしい。でも、リニモは3両編成で客の輸送力に難があるそうなので、名鉄EXPOライナーを利用することに。
これ、名古屋駅の名鉄バスステーションから高速を使って35分で会場に行き、必ず座れるのが売りのバス。確かに快適でさくさく。これならば予約無しでもどこか企業パビリオン1つくらい回れるかね。
バスは東ゲートに着くのだけど、もうすごい人。入場時の荷物検査に時間がかかるらしい。
その混雑を抜けて、9時過ぎには会場に着いたのだけど、めぼしい企業パビリオンの整理券配布&当日予約はすべて終了。うーん、残念。仕方ないので、炎天下の中120分待ちのガスパビリオンに。
入れるそばから売り切れになるペットボトルの自動販売機を横目に見つつ、進まない列にいらいら。
でもここ、進まない理由が10時ごろに明らかに。初回上演が10時からなので進まなかったのだね。開園したら15分くらいごとに列が進むので、あとはわりとさくさくと。
私らみたいに企業パビリオン1つとあとは外国館を中心にという場合は、10時を過ぎてからガスパビリオンに来れば、最大で100分ぐらいで見られるかも知れない。というか、朝の企業パビリオンゾーンBは混みすぎ。
「フリント・ファイヤー・フゥ」とガスパビリオンで涼めたあとは、昼飯の場所を探しにアジア系エリアのグローバルコモン1へ。エリアについてすぐに、スリランカレストランの前で客引きをしている真っ黒な人が。入り口に列が無かったので、入り口の人に状況を聞いてみると、
「スグ、マワル」
という話なので、入ってみることに。
食事はミックスカレーとゴダンパ,アイスティーをチョイス。あわせて1900円なり。
カレーはレンズ豆とジャガイモとたまねぎ、チキンの3種がご飯にかかっていて、壁には「カレーはご飯と混ぜて食べるとおいしい」と日本語で書いてある。ココナツミルクの味が強い、甘めのカレーでした。
ゴダンパは日本の「おたべ」のような生地でジャガイモのカレーを巻いてある。1つ300円で食べ歩くのにちょうど良いかもしれない。
たとえばグルメを楽しむならテイクアウト中心の食事もいいかも。ここのゴダンパやバングラディシュ館の牛の串焼きあたりは手軽でよろしい。
このアジア系エリアのレストランのメニューはカレー系中心な感じでした。
外国間巡りは、出てすぐのイラン館から。ここはなんだかバザーのようで、中央の池の周りに、商店が並ぶかんじで。ザクロのジュース(300円)やチャイハネ(300円)あたりが手ごろな値段なので、ザクロジュースを飲んでみました。ちょっとエグメな甘さ。
このグローバルコモン1は展示が多いので、並ばないで並べるところが多い。それと仏像やお香の香りが漂うところが多いので、なんだか落ち着ける感じ。インド館あたりは定番ぽいのだけど、落ち着ける場所だと思う。
アジアの次は、マンモスとアメリカをスルーしてヨーロッパエリア(グローバルコモン3)へ。
このエリアは、ドイツ・フランス・イタリアを中心としたエリア。種別は不明なのだけど、地中海沿岸を基準にしているのかも知れない。
外観が楽しいので外を歩くのは良いのだけど、展示が少ないのでどこも行列。楽しいのはドイツ館らしいね。
そういえばブルガリア館にヨーグルトを搬入しているのを見たのだけど、「明治ブルガリアヨーグルト」だった。ふ、中身はそれなのか。
そんな中、展示のチュジニア館の出口付近で、デザートローズ(砂漠の薔薇)を売っているのを発見。これ、サハラ砂漠の砂が結晶化したもので、薔薇のように見えるのでその名前がついたらしい。
大体握りこぶしの半分くらいで300円~。好きな形があれば、結構お買い得かも。
ちなみにパワーストーンらしく、嫌な縁を切ったり、自分の居場所を見つけられる効果があるとか。本当かね。
ヨーロッパのグローバルコモン3とアフリカのグローバルコモン5はとなりどおしなので、アフリカエリアへ。
ここは展示とバザール中心なのだけど、狭い場所に国の数がかなり押し込まれている。大体が特産品と国のお土産紹介なのだけど、最古の人類「ルーシィ」の化石とか、象や鳥の骨格なんかもありました。
しかし、特産品はコーヒーやカカオ、銅あたりが多いのね。
混雑するのは企業館のNEDO館とエジプト館のみ。他はぐるっと回れます。ここの中央のレストランはなかなかの評判だそうで。テイクアウトはなさそうだったのでスルー。
アフリカエリアから、北欧系エリアのグローバルコモン4へ移動。このエリア、涼しげな国が集まっているので個人的にきたかったのだよね。ただ、やっぱりどこも行列が。
行列がある中、それでも並ぶべきなのはロシア館。といっても、ここも展示中心なので並ぶはずが無いんだけどね。どうも、人気が有るので入場制限をしているのが真相らしい。正直な話、2分くらいしか見られない冷凍マンモスを見るなら、ここで全身骨格をじっくり見るのが良いかと。ロシア館内は、マンモス以外に鉱石や宇宙関係の展示もあるので、なかなか見ごたえがあります。
このエリアではテイクアウトが多くて、ベルギーのワッフルや北欧共同館のホットドック,コーカサス共同館の「バラのカキ氷グルジアヨーグルトかけ」には長い行列が。並んでなければ試したかったのだけどね。
そこから東南アジア・オセアニアエリアのグローバル・コモン6へ。
このエリアは展示が多くて、並ぶのはオーストラリア館とシンガポール館程度なので、回るのはさくさく。
しかし、東南アジア系のパビリオンはアジア系と同じように落ち着くのはなぜだろう。カンボジアの遺跡とか、タイ風景なんかを見ると惹かれるんだよなあ。私は食事に弱いので、実際にはちといくのは怖いけど。
このエリアはテイクアウトや涼しげな食べ物も充実していて、その中から南太平洋共同館の「やしのみジュース」700円を購入。少し粘度のあるさっぱりとした甘さのジュースがやしのみの中に結構入っている。これを飲みながら歩くのはだめらしく、捨てる場所もここにしかないので注意。
これ以外に、タイ館のココヤシシャーベットやドリアンシャーベット、オーストラリア館のワニサンドやエミュサンドが人気らしい。ワニサンドを食べた仲間の話では「鶏肉っぽいな」というお話でした。
そんな感じで、雨がぱらついて来たのもあって帰路へ。帰りは北ゲートから出てリニモを利用したのだけど、乗車待ちをするほどの混雑はなし。「藤が丘」方面に帰る場合で座って帰りたいなら、東ゲートから近い「陶磁資料館南」駅から乗るのが良いらしい。
さて、会場から宿までの間にはお疲れ様をかねてお食事を。
名古屋でビールといえば手羽先でしょう。ということで、世界の山ちゃん 葵店へ。が満席だったトラブルがあったりして。なるべく予約をしたほうがいいみたいね。
私、手羽先って甘めのタレにつけてゴマがパラリとかかったものと考えていたのだけど、このお店のは違った。スパイシーに揚げた手羽先に甘辛いタレがちょこっとかかっている。いや、すげーうまいんだが。こんな手羽を食ったことないよ。わたくしはまちがっておりました。手羽先さん、ごめんなさいと謝ってしまうくらいだ。
東京にもいくつか支店があるみたいなので、今度行ってみよう。
そんな感じで名古屋を堪能しつつ宿へ。宿はリラクゼーション スパ アペゼ朝食つき4800円。ここも初日と同じ系列らしく、風呂に温水プールがついてくる。カプセルには珍しく女性も利用可能なので、休憩所には結構女性の姿が。ふーん、安いし、エステなんかもあるので、女性の1人旅もいいかもね。
昨日・今日でかなり歩いたので、フットマッサージやってもらって就寝。万博はもう1回くらい行ってもいいかなあ。
コメント
万博は尻上がりに大盛況な感じだね。入場者が1500万人突破したみたいだし。
9月の事前予約状況を見てみたけど、見事に1ヶ月前の午前中から埋まってるし・・・。
朝のニュースでそのニュースを知ったよ。
大阪万博の人手と比べていたけど、そっちは6000万人以上とか。大阪万博と比べてはいけないか。
事前予約は確か1ヶ月前の時点で、開始直後に取らないとだめな状況だったよ。あれ、入場券の裏の番号が必要だから、ほんとに気合入れてやらんとだめだね、たぶん。
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こんばんは。
いつもハードスケジュールの旅をされているのですね。
もりぞー&キッコログッズは買っただけで
行かなかったのですが
万博ってなかなか面白そうですね。
上海で始まりましたが
いらっしゃらないのですか???
やあ、いらっしゃいませ。
いつもハードスケジュールというわけではないですよ。いくつか余裕がないやつがある程度で。:)
上海はたぶん行かないですねえ。国内とか、近場なら考えますけど。
しゃおさんは行くんですよね。:)