南総里見八犬伝の町

国内旅行

 3日から5日は、演奏会が近いので合宿なのです。
 場所は千葉の岩井。初日から天気がとてもいい感じ。集合時間は夕方なのだけど、せっかくなので早く来て周辺観光をしてみることに。
 周辺情報は富山町ホームページからでも見れるのだけど、海,山があるという感じ。

ついたー地図

 東京から2時間半くらい。この町は大観光地というわけではなくてこじんまりとしたいなかという感じ。民宿も数人のお客様向けというよりは、サークルの合宿所という感じなので、電車から降りてくるのもそういう人が多かったりして。

観光協会があるのかな地図

 さて、事前にどこに行くかを決めていたわけではないので、宿に楽器と荷物を置いてから駅に併設されているウォーキングセンターへ。観光地図を見てみると、適当な距離に「伏姫篭穴」という「南総里見八犬伝」にちなんだ観光スポットがあるらしい。説明を読んでみるとそばに滝もあるという。結構楽しそうなので行ってみるか。

車道沿いでアジを干す地図

 マップでは「駅前の道をまっすぐ行って、車道に突き当たったら左折、その後はじめの信号を左に曲がると踏切がある」と説明されているのだけど、この駅前のとおりは歩道が狭くて危険なんだよね。数年前に駅を整備したとき、駅の左右に行く道ができたので、踏み切りに行くならその道を使ったほうがよいです。

大ソテツ地図

 踏切を過ぎて少し歩くと、「大ソテツ→」の看板が。せっかくなので寄り道。
 民家の間の細い道を歩くと、生垣に囲まれた場所に「県指定天然記念物」の看板が。いや、ここ普通に民家の庭みたいなのだけど。おばちゃんがこっちを不審そうに見ているし。

やっと山道地図

 そこから30分ほど大きな道をあるく。中学校方面に曲がる道を入っていくと道が林道になって、だんだんと山っぽく。ハイキングだとこんな感じの道のほうがいいよねえ。横を流れる沢の音と、ウグイスの鳴く声に囲まれて。ただここは舗装されているので、車でも入ってこれる。ハイキングの人とすれ違いつつ、車ともすれ違いつつ。

山門地図

 山道に入ってまもなく、トイレとちょっとした駐車スペース,山門が見えてきました。この後ろの急な山道を上がると「伏姫篭穴」があるみたいです。
 ふーんと壁の説明がきを読んでみると、「南総里見八犬伝は曲亭馬琴の小説で、なぜ架空の伏姫と八房が篭った穴が存在するのかは不明で…」なんていう説明がある…はっはー、いつ作ったんだろうね。富山町へハイキングに来る人はこの先の富山登山もやるだろうから、その前に名所を設けたのかもしれない。

急な石段

 山門同様、道はかなりきれいで整備されている。石段の左右には金属製の灯篭があるのだけど、古いものではなく。電球とか電線が見えるわけじゃないので夜にライトアップされるわけじゃなさそうだけど、ろうそくでも入れるのかな。

目的地

 さあ、やっと中間地点かなと思ったら、道が広場で終わってその奥に南京錠のかかった門が。あぁ、ここがそれか。一般人は入れないので岩の裂け目を遠めに見るだけ。なんだかあっけないというか期待はずれというか。横には大きめの石の表面を水が流れているけど…滝か?
 まあそんな感じで、最後収束気味だったのにショックを受けつつ石段を下ると、車で登ってきたらしい家族連れが。
 穴の前では「これぇー?」「上に行く道まだあるけど、もっと上じゃない?」とか聞こえる。あれは尾根に出る道だからねえ。
 入り口に戻ると、「これ、ずいぶん上にあるんですか」とかたずねてくる人まで。もちろん「すぐですよ、すぐ」と答える。入り口の地図がでかすぎなんだよねえ。
 まあでも、1~2時間くらいで駅から歩いていくなら手ごろかな。休憩所は穴のそばにあるので、そこで休憩しつつ。1日あるならこの奥の富山に登るハイキングがいいかもしれない。
 車で来るなら、ここか、中学校に入る道の分岐点にに駐車場があるので、そこから上るのがいいかもしれない。

プロフィール
サクラキャンドル

 都内在住。理系高校理系大学を経て、電機関係の会社でリーマンやってます。
 仕事内容とサイトの内容はほとんど関係がなく、趣味の延長線上でいろいろと紹介します。
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