台風のような大雨のあと、先生から写真を取りに行かないかと誘われて、多摩川に行くことに。
多摩川は東京を流れる川だけれど、ちょっと上流に行けばけっこうきれいなところがあるらしい。
青梅線小作駅を出て、多摩川丘陵を下ると、目の前に川幅の広い多摩川が見えてくる。
橋を渡って、高速道路の高架の下をくぐり、土手の間から、多摩川の河川敷に。
河川敷はかなり広い。朝の大雨の影響で、このあたりまで水が着ているかと思ったけれど、そんなことは無く。
ただ、河川敷には砂利やら漂流物やらがたくさんあるので、増水時期には水で埋まるのだろう。荒川放水路の千住周辺は、芝生やグラウンドがあるのだけれど、そんな風に造成されているわけではなく。
昼前に集まったので、昼食はかわらでお弁当。このあたりを散策しつつ、撮影しつつ。
川べりは護岸になっているわけではなく、涼しげな川面。夏とかなら、普通に水遊びができそうだ。
川の向こうは中州のような状態になっているみたい。午後には、家族ずれがそのあたりにも出てきていたので、わたることはできるのだろう。
少し土手に沿って歩くと、運動場だか公園が。その事務所から街道沿いに上がる。
管理事務所の横には門があるのだけれど、川のほうから上がってくると、入れてしまうよなあ。
街道沿いには農家。裏には木があって、だいたい梅が咲いている。畑は、アブラナ科の葉物や大根が植わって居たり。
少し街道沿いを歩いたら、横道からまた多摩川の方へ。このあたりは畑も多いけれど、普通の住宅も多い。車は必須かもしれんけど。
多摩川に近くなってくると、水の処理場なんかもあったり。そのそばの支流も、木があったりしてなかなかの趣。だんだんと日は翳ってきたか。
多摩川に並行する道を歩く。左右に畑がある道をまっすぐ歩くと、正面にフェンスで囲われた建物が。どうやら水泳場らしい。川の水でも引いてるのかね。
水泳場の横から川原に出ると、そこはまっ平らに整地された砂利の原。どうも、重機が入って整地されたようだ。今後、何かできるのかね。
人の手が入った川原から、少し上流に歩くと、そのあたりはあまり人の手が入っていない場所のよう。こういうところのほうが、雰囲気あって良いかな。
橋の袂まで歩くと、そのあたりは広くなっていてなかなかのスポット。背中側にはマンションがあるのだけれど、その横に土手を登れる道が。ちょっと遊びに来るにはちょうど良いところか。
橋の下を抜けて少し歩いたところに、昔のコンクリートの橋げたが。この鉄橋は昔はこういう橋げただったのだろうね。
川原のあとは、少し街中を歩こうということで、いったん上に上がって玉泉寺へ。途中は細い道を歩くのだけれど、畑と低い家が目立つ。公園やグランドも整備されているようだ。
弁財天の祭られた池や、本堂の北条の家紋を見ながら、正面から出る。正面の横にある木はサクラのようだけれど、まだ咲いては居ない。
途中、神社の前を抜けて、多摩川の支流のようなところを歩く。川と道の間の小さな土地にも、いろんな家が建って居たり。周りの木は、桃か梅か。
多摩川の南側から、青梅駅方面に向かう。調布橋のあたりは、かなりな高台で、多摩川の川面がかなり下に見える。
このまま青梅駅に行くのかと思ったら、もう少し寄り道するようで、わき道へ。
細い道を抜け、坂を上りきったところにあるのが「宗建寺」。ここは多摩青梅七福神のひとつらしい。
境内には、カエルの石造が安置されている。かなり新しく見えるけれど、いわれはありそうだ。
寺を出てすぐ上の道に出ると、やっと青梅の市街。市外には、映画のポスターのような絵がいたるところに。
最後の通過点は住吉神社。この神社にも、長い階段が。かなりへばりそう。
住吉神社の左手の出口から出ると、青梅の駅が見える。あとは今日撮った写真を立川で現像して、飲みながら見るというはなし。
青梅の駅構内では、バカボンパパがお見送り。なかなかの距離を歩いたようだけれど、たまには良いかな。
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