平日の休み。前から計画していた浅間温泉へ。
新宿を昼に出る電車を予約したので、それで2時間半ほどで松本に向かう。
昼食がまだだったので、中央線限定の新宿弁当をいただく。このお弁当は、中央本線沿いの名物がいろいろ入っているそうな。
早速食事を終えて、しばし休息。
長野の中心となる駅は、長野駅と松本駅。長野駅のほうには新幹線が走っているのだけれど、松本へは特急のみ。駅舎はそこそこ大きく、観光協会も入っていて、外人さんの姿もちらほら。観光地図だけ手に入れて、浅間温泉に向かう。
浅間温泉まではバスで20分ほど。駅からはちょっと離れた場所なので、少しだけ戸惑う。
イトーヨーカ堂系のビルの地下でチケットを買って、バス乗り場へ。しかし、温泉行きのバスに乗ったのはわたしを含めて2人。どうなんだろう。
さて、バスターミナルの周りを歩くと、観光協会はこちらという看板が。じゃあ、観光協会で周辺の観光地を教えてもらおうと、看板に沿って道を。
少し歩くと、消防署があって、その横に観光協会の看板が。入り口から入ってみると、どうも普通の文化センターにしか見えない。入り口の係員の人に、
「このへんで、観光できるとこありますか?」
と聞いてみると、
「そういうのは特に無いんですよ。」
とのこと。ここは観光協会じゃないのか?
まあいいやと、おいてあった地図だけもらって町をぶらぶらすることに。
観光協会から北、山道に近いところに神宮寺というお寺があるようなので、そちらへ。そこには、与謝野晶子の碑やら有名人の碑があるそうなのだけれど。
とりあえずそれらしい道を上がると、立派な門と花が見えたので、ちょっと安堵。確かに、入り口周辺に碑はあるのだけれど、普通にお墓がメインのお寺のようだ。
それでも、本堂の広間には砂の庭が。由緒正しそうだけれど、墓参りのおばちゃん以外には誰も居ないようだ。
大回りをしている間に、宿へのチェックイン時間が近づいてきたので、まずは宿へ行って荷物を置いてくることに。今日の宿は「浅間温泉 椿の湯」今日の宿泊客はわたし一人らしい。
裏手に国際ホテルがあるのだけれど、このご時勢でつぶれてしまってちょっと通りがさびしいそうな。松本駅から近いので、出張とかに使えるビジネスマンも多そうなんだけどね。
人もあまり来ないような場所に、いきなり赤い鳥居が見えて、天満宮への道が見える。というか、結構急な階段なんだが。
天満宮自体は質素な建物。管理する小屋とかそういうのも無い感じ。山の中の祠という感じだね。
もはや普通の山道になってしまったエリアを歩いていると、下のほうになにか真新しいつり橋が。別に川が流れているわけでもなく、ただ単に谷にかかったつり橋。何のためのもんなんだろう。
さびしい山道も終わり、少し開けたところに石垣が見える。立て札を見てみると、どうやらここが小笠原氏の墓所らしい。石垣は、昔たっていた館の跡らしいのだけれど、良くわからない。墓所のそばには少し新しいお墓に花が供えてあったり。子孫とか、そういう人の物かな。
一通りハイキングルートを歩いたので、町の中心部に戻って、温泉会館をのぞく。ここも入浴可能な施設らしい。時期によっては朝市もやるそうな。
この温泉会館の前には、飲泉所もあり、温泉が飲める。飲んでみたけれど、あまり味はしないかな。
そろそろ宿の夕食の時間が近づいていたので、夜に飲むお酒を調達しようかとお土産やさんへ。しかし、このあたりのお店ではお酒は扱っていないらしい。温泉入り口のコンビにで買ってくださいと。なんつーか、仕方ないのかな。
コンビニでお酒を調達しつつ、メインストリートを東へ。途中にも仙気の湯という外湯がある。この町は、温泉街だけれど、どこかの帰りに立ち寄るという感じでもよいかもね。
宿に戻って一風呂浴びたところで、お待ちかねの夕食。夕食は、焼き物、煮物、てんぷらとなかなか豪華なもの。
たらの目のてんぷらがうまいね。
そんな感じで、夕食を終えて、晩酌をしつつ。
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